夏のお客様用のコースターがなかったので、身の回りにある材料で作れないかな〜・・と物色中に草刈り後の葛に遭遇。 ネットで葛の繊維の使い方をいろいろ調べて繊維を取り出し、子供用の織り機で織ってみました。
Last summer, I needed some coasters for the guest. As a handicraft lover, I was looking for the material for it. I stumbled across the weeded out Kudzu plants.
After some online research, I struggled to extract fiber and weave them into the coasters.
本格的な葛布の為の糸づくりはとてつもなく大変なので、自分でも気軽に出来そうな方法を実験:
まず、刈った葛の茎から葉をはずし、
バケツの水に浸けて外側を腐らせました。(1ヶ月ぐらい)
→ 芯の強い繊維があらわれてきたら、臭い(!)水を捨て、きれいな水の中でもみ洗い
→ 腐った部分が全てなくなるまで 何度も水を換えてすすぎ、完全に乾くまで天日干し(乾いたあとはこんな感じ)
→ 乾いたら、織り機に縦糸(私は太いミシン糸を使用)を貼り、使えそうな繊維を横糸にして織り → 織り上がった後の端の始末は、木工用ボンドを使いました。
9月の葛を使ったのと、天日干しをやりすぎたのとで繊維が固くなってしまい、ゴザのような質感になってしまいましたが、まあ何とか使えそうなコースターができました。
本当は7〜8月の柔らかい葛の繊維を使うのが要だそうです。